フィリピン留学に恋愛はつきものです。
寮や学校という小さな世界では、恋愛沙汰がしょっちゅう起こります。
フィリピン人講師や韓国人と付き合い、英語をメキメキ上達させる者もいれば、
同じ国籍同士で付き合い、日本語ばかり話している人たちもいます。
そして、帰国後は自然消滅。
いや、全部がそうではないかもしれないけど、
フィリピン留学の恋愛は儚く散ることが多いです。
メールが気になりすぎて英語の勉強ができなくなったり、
ふられて傷ついて学校で彼に顔を合わすのがつらくなったり・・・
つらいことも嬉しいことも含めて、帰国後しばらくして思い返すと
無性に愛しい思い出だったりするものです。
真夜中の学校で
女性:22歳
最初は何も感じてなかったのに、韓国人の男の子がさりげなくカカオトークで何度もメッセージを送ってくれるから、だんだん気になりだしてしまいました。たぶん、慣れない生活に孤独を感じてたせいもあったと思います。。みんなでご飯を食べたり、飲んでいるうちにその彼の優しさとか強さみたいなのがすごく魅力的に思えてきてしまって。もしかしたら自分、彼のことが好きなのかなって思い始めていました。
ある日、夜12時くらいから、その彼を含めてみんなでクラブに行って踊ってたんだけど、知らないうちに何人か消えていきました。バーに繰り出した子もいたと思うし、クラブの2階に行った人もきっといたと思います。なんだか所在ない感じになっちゃって、一人で学校の寮に帰ることにしました。
もうすっかり踊り疲れて、寮の部屋のベットで横になっていたらカカオの着信が鳴りました。彼からでした。私のことをすごく心配してたみたいです。なんかもう深夜3時ごろだったし、一人で帰ってきてさみしかったから妙に嬉しくなってしまいました。彼ももう学校に帰ってきてるらしくて、「いまから会える?」と聞いてきたので、思わず「Yes,
I
can」と言ってしまいました。
学校の廊下で会うことにしました。ベンチがあって、でも他の人からは見えづらい死角のような場所です。私が待っていると、彼が現れました。彼は私のことをとにかく気遣ってくれて、「一人でだいじょうぶだった?」とか「危ないこと無かった?」と聞いてくれました。もう私は少し眠かったし、彼の心づかいにすっかりリラックスしてしまって、思わず何かをアピールしている顔になっていたんだと思います。
彼はそっと私の唇を人差し指でなぞった後、キスをしてくれました。そして「ずっと好きだった」と告白してくれました。私も「Me
too」と告げました。
私たちは付き合うことにしました。
韓国人の女の子の虜に
男性:28歳
初めて会った頃、その韓国人の女の子はいつもジャージでした。背の低い子で大きな眼鏡をかけていて、正直に言うと全然魅力的じゃなかったんです。でも、週末の彼女を目撃した瞬間、鼓動が妙に早くなったのを覚えています。
メイクをしてコンタクトレンズ、韓国人の女の子の間ではおなじみのショートパンツをはいた姿を見て、僕は「She
is so
cute」と心の中でつぶやきました。また、ショートパンツを普通に履くという韓国のカルチャーに心から感謝しました。
彼女はクラブが好きでした。そしてダンスが誰よりもセクシーでした。その小さな身体で腰を使ったまさにスネークなダンスに、僕はもう完全に虜になってしまいました。
まさにこのGainのようでした。
ある日、みんなでビーチに行くことになりました。僕はそこでその子に告白することになります。悲劇的な続きはフィリピン・バギオ留学ブログでお読みください。
※この体験談は「フィリピン・バギオ留学ブログ」様からご提供いただだきました。
ビーチで強引に
女性:27歳
学校から2時間くらい離れているビーチに学校の友達と10人くらいで遊びに行った時のことです。。ビーチでバーベーキューをしたり、嫌がる男の子を冗談で無理やり海に投げたり、もう子どものようにみんなで無邪気に遊んでいました。
夕方になって、あるカップルはプールで遊んだり、何人かの男女はお酒を飲んだり、みんななんとなく少人数のグループになって過ごしていました。あまりに夕焼けがきれいだったので、私はひとり、波打ち際まで行って、しばらく夕日を眺めていました。
気がつくと、そばに日本人の友達の男の子が立っていました。「ちょっとびっくりさせないでよw」と私は笑って言ったのですが、その友達はなんだかシリアスな雰囲気でした。
本当にびっくりしました。その人の体がすっと近づいてきて、いきなりキスされてしまいました。あまりに急で、しかも夕日もきれいで、ちょっとロマンチックなムードになっていたのがいけなかったのか、まったく抵抗することができませんでした。・・・むしろ、いいかなと思ってしまった自分もいました。思わず「You
are a good
kisser」と言ってしまいそうなほど、彼のキスが上手だったせいもあると思います。
そっと後ろを向いて他のみんなが私たちを見ていないかを確認しました。誰も見ていないことを知って私が安心したのを見て、彼は微笑みました。そして、そのまま私が思わずせかんだカタチになって、キスを再開しました。